多古町
Tako-machi
皇室献上米の里で生まれた、千葉最新のワイン産地
多古町は千葉県北東部・香取郡に位置する小さな町で、なだらかに起伏する下総台地(平均標高約27m)の上にあり、栗山川が長い年月をかけて浅い谷を刻んできた地形です。台地を覆う関東ローム層(火山灰質の赤土)は水はけがよく通気性に優れ、古くから良質な米どころとして知られてきました。皇室献上米としても名高いブランド米「多古米」(コシヒカリ)は生産量が少ない希少米で、ほかにも「やまと芋」や「元気豚」など地域を代表する農畜産物があります。ワイン用ぶどう栽培はこの豊かな農業の歴史に加わった最も新しい取り組みで、町内の船越地区では生食用ぶどう「スーパーハンブルグ」が50年以上前から栽培されてきました。2020年、その船越地区に「船越ワイナリー」が誕生。千葉県では齊藤ぶどう園に次ぐ2軒目、実に90年ぶりとなる新規ワイナリーです。地元の米農家が中心となって設立した船越ワイナリーは、ヤマソービニヨンや月山1号といった山ぶどう系品種に加え、マスカット・ベーリーA、シャルドネ、ソービニヨンブラン、メルロー、ピノノワールなどを手がける低介入・自然派の造り手で、多古町を日本で最も新しく個性的なワイン産地のひとつへと押し上げています。
こんな方に: 日本の新しい小規模産地に興味があるワイン愛好家、山ぶどう系品種や低介入の自然派ワインを好む方、千葉の米どころを巡る旅行者に。
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生産者
生産者はまだ登録されていません。
ペアリング
地元産「多古米」を使ったおにぎりや炊き込みご飯、とろろ(やまと芋)、元気豚の炭火焼き、九十九里の新鮮な魚介(イワシの塩焼き・タイの奉書焼きなど)との相性が良い。かもし発酵由来のフレッシュな酸と穏やかなタンニンを持つマスカット・ベーリーAや山ぶどう系赤は、醤油・味噌ベースの和食にもよく合う。
よくある質問
- 多古町は昔からのワイン産地なのですか?
- いいえ、日本でも最も新しいワイン産地のひとつです。本格的なワイン用ぶどう栽培は2020年の船越ワイナリー開業とともに始まりました。ただし船越地区では生食用ぶどうが50年以上前から栽培されています。
- 多古町ではどんなぶどう品種が栽培されていますか?
- 船越ワイナリーはヤマソービニヨンや月山1号などの山ぶどう系品種に加え、マスカット・ベーリーA、シャルドネ、ソービニヨンブラン、メルロー、ピノノワールを栽培しています。
- 多古町のテロワールの特徴は?
- なだらかに起伏する下総台地の上にあり、栗山川が刻んだ地形と、水はけの良い関東ローム層(火山灰質の赤土)が特徴です。この土壌はこれまで良質な米づくりを支えてきました。
- 船越ワイナリーはなぜ注目されているのですか?
- 千葉県では齊藤ぶどう園に次ぐ2軒目、実に90年ぶりの新規ワイナリーで、地元の米農家が地域活性化を目的に設立しました。
- このワイン産地はどんなスタイルのワインを造っていますか?
- 果皮・種子・果汁を丸ごと発酵させる「かもし発酵」による低介入の自然派スタイル。酸化防止剤を最小限に抑え、フレッシュでスパイシー、飲みごたえのある赤・ロゼが特徴です。