地域

ビュジェ

Bugey

甘く軽やかなロゼ泡セルドンで知られる山の隠れ銘醸地

ビュジェについて

掲載している生産者
38軒
アペラシオン
2地域

ビュジェはフランス東部アン県、ジュラ山脈の南麓に広がる小さな山岳産地。ジュラとサヴォワの間、リヨンの北東に位置し、約500haのブドウ畑が石灰岩と氷河堆積(モレーン)の急斜面に点在する。気候は山の影響を受けた半大陸性。1958年にVDQS、2009年にAOCへ昇格し、セルドン・モンタニュー・マニクルの地理的表示を含む「AOCビュジェ」と、アルテス(ルーセット)種で造る「AOCルーセット・デュ・ビュジェ」(クリュ:モンタニュー、ヴィリュー・ル・グラン)の2つのAOCを持つ。看板はガメイとプールサールで造る「ビュジェ・セルドン」。フランスで唯一のメトード・アンセストラルによるロゼのAOCで、アルコール7〜8.5%前後、やさしい甘みと細かな泡が魅力。モンタニューは瓶内二次発酵のスパークリングとモンドゥーズの赤、マニクルはシャルドネとピノ・ノワールで知られ、ジャケールやモレットも栽培される。美食家ブリア=サヴァランの故郷ベレーを擁する美食の地でもある。

こんな方に

甘口・低アルコールのロゼ泡を気軽に楽しみたい方、ワイン初心者、ジュラやサヴォワが好きでモンドゥーズやアルテスなど個性派の山岳ワインを開拓したい方に。

ペアリング

セルドンは苺大福やあんみつ、フルーツ大福など果物を使った和菓子と好相性。甘みと低アルコールが生きて、ピリ辛の手羽先や甘辛い焼き鳥(タレ)、酢豚にも合う。ルーセット・デュ・ビュジェやマニクルのシャルドネは鮎の塩焼き・岩魚など川魚、鶏の水炊き、湯葉や豆腐料理に。モンドゥーズの赤は鴨のつくね、すき焼き、ジビエ料理と合わせたい。現地ではブレス鶏のクリーム煮やクネル、コンテチーズが定番。

生産者

アペラシオン

ビュジェの中の、さらに細かい産地です。

よくある質問

ビュジェで最も有名なワインは?
ガメイとプールサールから造るロゼの微発泡「ビュジェ・セルドン」です。フランスで唯一、メトード・アンセストラルで造られるロゼのAOCワインです。
セルドンはどうやって造られる?
発酵途中の果汁を瓶詰めし、残ったブドウ由来の糖で瓶内に泡を生む「メトード・アンセストラル(田舎方式)」で造ります。糖も酵母も加えないため、アルコール7〜8.5%前後で自然な甘みが残ります。
ビュジェはジュラやサヴォワの一部?
どちらでもありません。アン県にある独立した産地で、ジュラとサヴォワの間に位置します。モンドゥーズやアルテス、ジャケールはサヴォワと、プールサールはジュラと共通する品種です。
ビュジェのAOCは?
2009年にAOC化され、セルドン・モンタニュー・マニクルの地理的表示を含む「AOCビュジェ」と、アルテス種100%の「AOCルーセット・デュ・ビュジェ」(クリュ:モンタニュー、ヴィリュー・ル・グラン)の2つがあります。
ワイン初心者にもおすすめ?
おすすめです。セルドンは低アルコールでほんのり甘く、ベリーの香りと柔らかな泡で非常に飲みやすい。食前酒やデザートワインとして最初の一本に最適です。